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博報堂大学
2008/06/06 Fri

先月末、東京大学情報学環 中原淳研究室主催のLearning barに行ってきました。

テーマは、


『クリエィティブ人材は、いかに育成できるのか?』



博報堂大学の田沼さん、渡辺さんからお話を伺った。

huniv-enter.jpg博報堂大学とは、株式会社 博報堂に設立された、"企業内大学"です。人材育成の在り方として、企業内大学を設立しているところは増えているようで。

博報堂大学は、やはり博報堂ということで、クリエイティビティを教えることが目的。構想力という言葉を使っていたのが印象的。



カリキュラムは、キャッチコピーライティング等の基礎研修がありつつ、メインは

・構想サロン (=外部ゲストを招き、講演などを開催)
・ゼミ    (=サロンで出会ったテーマに対し、深く探究する)
・構想ラボ  (=ゼミで創り上げたものを社会に対して発信する)


の3本柱。多様なインプット&アウトプットの形が用意されている。

過去のラボ活動としては、こどもごころ製作所が有名。ここのクラヤミ食堂が結構面白い。


▼こどもごころ製作所
http://www.kodomogokoro.jp/

▼クラヤミ食堂
http://www.kodomogokoro.jp/wsarchive/cat33/


個人的に思ったのは、博報堂大学から「"子供"のクリエイティビティを育てるにはどうしたら良いか」を盗み取るのは難しいと感じた。なぜなら、博報堂大学の生徒は全て博報堂社員であり、入社の段階である程度クリエイティブな資質を持った人間だからです。

クリエイティブな資質を持った人間は、こうした「場」を与えてあげればどんどん伸びていくと思う。
しかし、そうでない人に対しては、ただ「場」を与えるだけでは伸ばせない。むしろ自由度が高いと思考停止してしまう。ある程度、「こたえ」と「みちすじ」を用意してあげないと、対象を広く取った教育は出来ないよなぁ、と最近考えています。特にクリエイティビティのように言葉で定義出来ないものは...。



最後に、中原准教授がまとめ。

1)クリエィティビティとは「型を壊すこと」であるので、何よりもまず「型」がなくてはならないこと、

2)クリエィティビティを促す場とは「多様な人々」から構成されるだけではいけないこと、そこをいかにファシリテーションするかが課題であること


ちなみに中原さんの著書『企業内人材育成入門』もよくまとまっているので興味がある人はぜひ!


 

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